OTセキュリティの現状

産業環境で外部および内部アプリケーションと企業のITネットワークとの接続性が高まるにつれて、企業のクリティカルなOTアセットが露出するようになり、IT/OTのサイロ環境によって、脅威をリアルタイムで軽減するサイバーセキュリティ戦略の展開が妨げられています。このため、重要なインフラや リソース、コミュニティに関わるサービスに支障をきたし、深刻な被害を発生させてしまう可能性があります。

OTセキュリティ向けの最も包括的なプラットフォームの拡大

フォーティネットは、OTセキュリティ向けに業界で最も包括的なプラットフォームについての最新のイノベーションを公開しました。フォーティネット独自のソリューションでは、過酷な環境でのセキュアなネットワーキングを実現する高耐久性製品、OT向けの新しいセキュリティオペレーションソリューション、拡大するOTエコシステムパートナーのつながりなどを提供しています。

OTセキュリティプラットフォームによるOT保護

フォーティネット セキュリティ ファブリックは、IT / OTエコシステムのセキュリティのシームレスなコンバージェンスを実現します。また、OTセキュリティプラットフォームには、工場、プラント、遠隔地、船舶などで使用するOTネットワークにセキュリティファブリックの機能を拡張する機能や製品も提供します。フォーティネットは、組織全体のセキュリティリスクを軽減するため、OTセキュリティプラットフォームの提供を強化し続けています。このようなイノベーションは、エッジ製品からNOCやSOCのツールやサービスまで幅広く、効果的で効率的なネットワーキングとサイバーセキュリティのパフォーマンスと運用を実現します。

目的に合わせたOTソリューション

 

産業用クラスのファイアウォール、スイッチ、アクセスポイントは、屋外での使用を想定して評価した重要な機能と性能を備えています。このような機能には、ヒートシンク付きデュアル電源、冗長電源、DINレールマウント対応などがあります。また、FortiSandboxやFortiDeceptorなど、多くの製品はOTに特化した機能を備えています。FortiEDRはハイブリッド環境で展開でき、ディセプションではHMIやPLC機器の模倣が可能です。

 

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OT対応のセキュリティ ファブリックの構成図 OTファブリックは、クラウドと外部ゾーン(主要な適用境界)、ビジネスとエンタープライズゾーン(主要な適用境界)、運用と制御ゾーン(軽微な適用境界)、プロセス制御ゾーン(主要な適用境界)、そして安全と保護ゾーンの5種類のゾーンで構成されています。フォーティネットは、セキュアネットワーキング、ゼロトラスト、セキュリティオペレーションだけではなく、OTに特化したFortiGuardサービスに対応する製品を提供しています。フォーティネットのエコシステムでは、ファブリック対応エコシステムの一部である数百社のパートナーとも連携しています。

フォーティネットのOTセキュリティプラットフォーム

 

フォーティネットOTセキュリティプラットフォームは、フォーティネット セキュリティ ファブリックの拡張機能であり、広範囲をカバーし、自動化された統合プラットフォームを提供しています。このプラットフォームには、セキュアネットワーキング、ゼロトラスト、ネットワークオペレーション、セキュリティオペレーションソリューションが含まれます。AIを活用したOT脅威インテリジェンスは、最新の脅威から保護します。OTセキュリティプラットフォームは、必然的にOTベンダーの統合機能を搭載し、クリティカルなセキュリティリソースのIT / OTコンバージェンスを可能にします。

 

 

OTセキュリティの課題

ほとんどのOT環境は、混乱に影響されやすく、効果的なセキュリティ機能を持たないレガシーシステムやプロトコルを実行しています。かつては隔離されたネットワークで動作するように構築された産業環境がインターネットに接続されるようになり、ITネットワークで発生するあらゆる脅威にさらされています。さらに、多くのOT組織は、OEMやサービスプロバイダーに依存してIT / OTネットワークをリモートで運用し、維持しています。このような状況によって、攻撃対象領域の拡大と悪意のあるアクターによるアクセスの可能性の両方が加わり、リスクが増大しています。 

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効果的なセキュリティの欠如

多くの産業用制御システムは、有効なセキュリティが実装されておらず、変化に対応できない

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攻撃対象領域の拡大

エアギャップ環境の減少に伴い、物理的なサイバー資産の攻撃対象領域が拡大

icon challenges it ot convergence


ITとOTのネットワークのコンバージェンス

ITとOTのネットワークのコンバージェンスを促進するDXテクノロジーは新たな脅威を招いている

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リスクのあるリモートアクセス

アセットオーナーがOEMやSIに依存することで、クリティカルシステムがさらなるリスクにさらされている

FortiGate次世代ファイアウォール

FortiGateポートフォリオには、高耐久性次世代ファイアウォールなどがあり、産業環境に業界最高クラスの保護を提供します。

詳細

ソリューションガイド、eBook、データシート、アナリストレポートでソリューションをぜひ検索ください。


 

特長と利点

フォーティネットは10年以上にわたり、エネルギー、防衛、製造、食品、運輸などのクリティカルなインフラストラクチャ分野のOT環境を保護してきました。フォーティネット セキュリティ ファブリックを使用して複雑なインフラにもセキュリティを組み込んで設計することによって、効率的で中断のない方法で、組織がOT環境を確実に保護し、コンプライアンスに準拠できます。

OT専用ソリューション

産業グレードのファイアウォール、スイッチ、アクセスポイントは、屋外での用途向けに評価済みの重要な機能と機能を搭載しています。このような機能には、ヒートシンク付きデュアル電源、冗長電源、DINレールマウント対応などがあります。また、FortiSandboxやFortiDeceptorなどの多くの製品は、OT固有の機能を備えています。FortiEDRはハイブリッド環境に導入でき、ディセプションではHMIやPLC機器を模倣できます。

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OT

OT脅威インテリジェンスの専門化

フォーティネットは、70以上のOTプロトコルと、OT環境の既知の脆弱性についての500以上のシグネチャを監視します。専用の脅威インテリジェンスでは、今日のOTに特化した高度な脅威から組織を保護する効果的な方法を提供します。

OT経験者専任チーム

フォーティネットの産業専門知識は、石油、ガス、輸送、エネルギー、電力、公益事業、製造などの業界に特化したサイバーセキュリティのニーズに対応し、実績のあるサポートを提供します。産業用オートメーション制御ベンダーとの戦略的パートナーシップでも同様のサポートを提供します。フォーティネットの専任OTエキスパートは、OTの実践的な経験を持っています。

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広範で統合されたエコシステム

フォーティネットのオープンエコシステムアプローチでは、セキュリティ ファブリックの利点を、フォーティネットが開発したファブリックコネクタによる独自のOTファブリック対応パートナーソリューション、ファブリックAPIDevOpsツールを使用して他のパートナーソリューションへと拡張します。このアプローチによって、産業分野の企業は産業ソリューションをセキュリティ ファブリックと統合し、インフラストラクチャ全体で高度なエンドツーエンドのセキュリティを実現できます。

アライアンスパートナー

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