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KuppingerColeの2024年のXDR部門リーダーシップコンパスレポートで、フォーティネットがリーダーに選出

投稿者 Kimberly Becan | 2024年12月27日

KuppingerColeの2024年のXDR(拡張検知とレスポンス)部門リーダーシップコンパスレポートで、フォーティネットが総合および市場部門のトップリーダー企業の1社に選出されました。この評価は、エンドポイント、ネットワーク、クラウドなど複数の領域をカバーする統合された検知およびレスポンスソリューションの提供を目指す、フォーティネットの揺るぎない取り組みが評価された結果です。

このKuppingerColeレポートでは、エンドポイントの脅威検知とレスポンス(EDR)を組み込んだ拡張検知とレスポンス(XDR)、ネットワーク検知とレスポンス(NDR)、およびクラウドセキュリティ機能を単一の一体型プラットフォームにまとめるフォーティネットの包括的アプローチに注目しています。FortiXDRは、サードパーティのツールとの優れた相互運用性、高度な自動化、およびAIを活用した脅威検知が抜きん出ています。これらの機能は、今日のハイブリッドIT環境における課題への対処においてフォーティネットがリーダーに位置付けられた原動力であり、オペレーションの合理化と包括的保護を可能にします。

XDRとその重要性

XDRは、統合プラットフォームを通じて複数のセキュリティツールからのアラートを相関付けることで検知と修復を迅速化し、サイバーセキュリティに大変革をもたらします。このレポートでは、EDR、NDR、およびクラウドセキュリティの統合の例として、XDRがどのようにしてオペレーションを簡素化して死角をなくし、検知機能とレスポンス機能を強化するかを示しています。

フォーティネットのXDRソリューションはこれをさらに一歩進めて、Eメールやアイデンティティなど他のレイヤーも含めてセキュリティを統合することで、真に包括的なアプローチを目指しています。このような包括的統合により、大量のアラートを処理する負担、サイロ化されたツール、検知できない高度な脅威(ファイルレスマルウェアや多段階ランサムウェア攻撃など)といった重要な問題に対処できるようになります。

KuppingerColeの今年のXDR部門リーダーシップコンパスレポートでは、今日のサイバーセキュリティ環境においてXDRが重要であること、特に従来のツールを回避できる脅威を初期段階で検知するために必要であることが強調されています。AI / ML分析とクラウドファーストのデプロイメントを活用したXDRにより、セキュリティチームは可視性を向上させ、効率を高めて、コストを削減することができます。これらはすべて、ハイブリッド環境とクラウドファースト環境を保護するために重要な要素です。

XDRの導入を促進する主要なトレンド

市場では、XDRソリューションに対する需要の高まりを示す大きなトレンドがいくつか見られます。

  1. ランサムウェアの防止:ランサムウェアは今も最大級の脅威の1つであり、多くの場合、ファイルレスマルウェア、多段階攻撃、侵害したクレデンシャルなどを利用して従来のエンドポイント防御を回避します。XDRの統合アプローチは、このような初期段階の攻撃の検知と減災を容易にします。
  2. 統合アーキテクチャ:XDRプラットフォームからアラートにレスポンスし、EDR、NDR、またはクラウドセキュリティツールなどの他のツールに存在するギャップを解消する一元的アプローチは、可観測性のギャップを解消し、レスポンス機能を強化します。
  3. クラウドファーストテクノロジー:XDRのクラウドベースの管理と拡張性は、ハイブリッドIT環境とテレワーカーのセキュリティにとって理想的です。
  4. 自動化とAI:XDRはMLと行動分析を活用して検知とレスポンスを自動化することで、SOCのワークロードを軽減し、レスポンス時間を短縮します。
  5. 高度な脅威検知:XDRのような統合プラットフォームは、多様な環境での異常や悪意のある活動の検知を容易にし、従来のツールでは見逃されることが多い複雑な脅威への対処を可能にします。

FortiXDR:検知とレスポンスの統合におけるリーダー

包括的な統合

FortiXDRは、フォーティネット セキュリティ ファブリックとのネイティブな統合と、サードパーティソリューションとの相互運用性を提供します。この設計により、組織のセキュリティスタックを機能性を損なわずに統合することができます。FortiXDRは既存のデータレイクも活用するため、エンドポイント、ネットワーク、クラウドをすべて対象にして、データを複製する必要なしでイベントをより正確かつ効率的に相関付けることができます。

高度な脅威検知

FortiXDRの主な利点の1つは、そのカーネルベースのアーキテクチャです。これにより、システムプロセスとメモリアクティビティを徹底的に可視化できます。同時に、AIを活用した分析に基づいて、ファイルレスマルウェアやクレデンシャルベースの攻撃のような高度な脅威を検知できます。この設計により、正確な脅威検知とレスポンスが可能になるため、FortiXDRは回避テクニックに対抗できるのです。さらに、FortiXDRのアーキテクチャは軽量で、ほとんどの場合CPUリソースの消費量は1%未満なので、効率的でスケーラブルなオペレーションを予測コストで実現できます。

自動化と効率化

アラートを最大77%削減することで、FortiXDRは大量のアラートによる負担を大幅に軽減し、SOCチームが優先度の高いインシデントに専念できるようにします。FortiXDRのAIを活用した自動ワークフローは、セグメント化からデバイスの隔離、フィッシングブロックリストの更新、ZTNAデバイスタグの更新、そしてランサムウェアによる暗号化のロールバックに至るまで、混乱を最小限に抑えてレスポンスプロセスを合理化します。これらの機能によって運用効率の向上を実現するFortiXDRは、今日のサイバーセキュリティ戦略の要です。

フォーティネットが信頼できる理由

現実世界の課題に対処

FortiXDRは、大量のアラーム、限られた可視性、ハイブリッド環境の管理の複雑さなどの重要な問題に直接対処します。フォーティネットは、エンドポイント、ネットワーク、およびクラウドでの検知とレスポンスを統合することで、比類のない可視化と保護を提供すると同時に、セキュリティオペレーションを簡素化します。

あらゆる業種の組織にとってコスト効率が高い

FortiXDRは複製を必要としないマルチデータレイクソリューションであり、セキュリティツールを統合して運用上のオーバーヘッドを削減するコスト効率の高いソリューションを提供します。FortiXDRの合理的なアプローチは、個々のツールや複数のベンダーとの契約を個別に管理する複雑さなしで、エンタープライズグレードの機能を提供します。あらゆる業種に適したFortiXDRのの設計は、HIPAAに準拠し、SOC 2 Type 2認定を取得するとともに、ISO 27001、27017、および27018認証を取得しています。

AIを活用したセキュリティのリーダー

AIを活用した検知とレスポンスの分野でフォーティネットがKuppingerColeから得た高い評価は、当社がイノベーションに戦略的焦点を合わせていることを反映しています。フォーティネット セキュリティ ファブリックと統合されたFortiXDRによって、組織はSOCの効率を上げてコストを削減しつつ、デジタルトランスフォーメーションを安全に進めることができます。

フォーティネットの業界をリードするXDRソリューション

KuppingerColeの2024年のXDR部門リーダーシップコンパスにおいて総合部門と市場部門でフォーティネットがトップリーダーに位置付けられたことで、最も先進的でコストパフォーマンスに優れた、そしてお客様重視のセキュリティソリューションの提供を目指す当社の取り組みを再確認できました。FortiXDRによって、組織はオペレーションの合理化、高度な脅威の早期検知、SOCのワークロード軽減を実現し、今日の複雑なサイバーセキュリティの状況に自信を持って対処できるようになります。

KuppingerColeのXDR部門リーダーシップコンパスレポートはここからダウンロードできます。あるいは、今すぐデモをスケジュールして、フォーティネットがお客様のセキュリティオペレーションの変革をどのように支援できるかをご覧ください。